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@@ -359,15 +359,17 @@ Rubyの変数はスコープ(有効範囲)と寿命(有効期限)によって4種類に分類され, || .. ... :: - 弱 =(代入) 自己代入(+=, -=, ..) + =(代入) 自己代入(+=, -=, ..) + and + 弱 or ほとんどの演算式にはメソッド呼び出しとして解釈される(クラス毎に再定義 できる)が,一部再定義できない特殊なものがある.再定義できない特殊演算 子は - &&(論理積), ||(論理和), =(代入), ...(範囲指定) + &&(論理積), ||(論理和), =(代入), ...(範囲指定), and, or -の4つである. +の6つである. 上であげた特殊演算子以外の演算子形式はメソッド呼び出しと見なされる. 単項演算子(+, -, !, ~)は @@ -490,12 +492,16 @@ case式 演算子型 式1 '&&' 式2 + 式1 'and' 式2 -式1を評価し,その値が真(nil以外)であれば,式2を評価する. +式1を評価し,その値が真(nil以外)であれば,式2を評価する.`and'は優先順 +位が低い別名である. 式1 '||' 式2 + 式1 'or 式2 -式1を評価し,その値が偽であれば,式2を評価する. +式1を評価し,その値が偽であれば,式2を評価する.`or'は優先順位が低い別 +名である. 式1 '...' 式2 @@ -2131,10 +2137,10 @@ Single Methods: *** Fixnum(クラス) -31bit整数のクラス.builtin classである.このクラスはpointer内の即値で -あるためcall by valueで呼び出される点が特徴的である(他のクラスはcall -by reference).演算の結果が31bitを越える場合には自動的にBignum(無限多 -倍長整数)に拡張される. +31bit(マシンのlongの長さ-1 bit)整数のクラス.builtin classである.この +クラスはpointer内の即値であるためcall by valueで呼び出される点が特徴的 +である(他のクラスはcall by reference).演算の結果が31bitを越える場合に +は自動的にBignum(無限多倍長整数)に拡張される. イテレータupto(),downto(),step()は繰り返しのために用いられ,一般に Rangeクラスを用いるより高速である. |