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path: root/ruby.1
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Diffstat (limited to 'ruby.1')
-rw-r--r--ruby.149
1 files changed, 24 insertions, 25 deletions
diff --git a/ruby.1 b/ruby.1
index f3bb919183..b8c6162554 100644
--- a/ruby.1
+++ b/ruby.1
@@ -39,6 +39,15 @@ ruby \- オブジェクト指向スクリプト言語
.B ruby
インタプリタは以下の引数を受け付ける.
.TP 5
+.B \-0数字
+入力レコードセパレータ(`$/')の8進数で指定する.
+
+数字を指定しない場合はヌルキャラクタがセパレータになる。数の
+後に他のスイッチがあってもよい。
+
+\-00で, パラグラフモード, \-0777で(そのコードを持つ文字は存
+在しないので)全ファイルを一度に読み込むモードに設定できる.
+.TP 5
.B \-a
`\-n'や`\-p'とともに用いて, オートスプリットモードをONにする.
オートスプリットモードでは各ループの先頭で,
@@ -55,21 +64,20 @@ ruby \- オブジェクト指向スクリプト言語
スクリプトの内部形式へのコンパイルのみを行い, 実行しない. コ
ンパイル終了後, 文法エラーが無ければ, "Syntax OK"と出力する.
.TP 5
-.B \-C " code"
+.B \-K " c"
.B ruby
の処理する漢字コードを指定する.
.B ruby
-は指定した文字列が `E'または`e'から始まる場合は文字列やアク
-セスするファイルがEUCで記述されていると仮定する. 同様に`S'ま
-たは`s'の場合はSJISとして処理する. `N'は漢字を処理しない. デ
-フォルトはEUC.
+は指定した文字列 `E'または`e'の場合は文字列やアクセスするファ
+イルがEUCで記述されていると仮定する. 同様に`S'または`s'の場
+合はSJISとして処理する. `N'は漢字を処理しない. デフォルトは
+EUC.
.nf
.ne 2
- ruby -C EUC -e 'print "テスト"'
- ruby -Ceuc -e 'print "テスト"'
- ruby -C 'Shift JIS' -e 'print "テスト"'
- ruby -CN 'print "テスト"'
+ ruby -CE -e 'print "テスト"'
+ ruby -Cs -e 'print "テスト"'
+ ruby -Cn -e 'print "テスト"'
.fi
このオプションは将来文字コードの自動判別機能が追加された場合
@@ -83,11 +91,11 @@ ruby \- オブジェクト指向スクリプト言語
コマンドラインからスクリプトを指定する. \-eオプションを付け
た時には引数からスクリプトファイル名を取らない.
.TP 5
-.B \-F " 文字列"
+.B \-F" 文字列"
入力フィールドセパレータ(`$;')の値を文字列にセットする. awk
の同名のオプションと同じ働きをする.
.TP 5
-.B \-i " extension"
+.B \-i" extension"
引数で指定されたファイルの内容を置き換える(in-place edit)こ
とを指定する. 元のファイルは拡張子をつけた形で保存される.
.nf
@@ -105,7 +113,7 @@ ruby \- オブジェクト指向スクリプト言語
.fi
.TP 5
-.B \-I " directory"
+.B \-I" directory"
ファイルをロードするパスを指定(追加)する. 指定されたディレク
トリは
.B ruby
@@ -139,15 +147,6 @@ ruby \- オブジェクト指向スクリプト言語
.fi
.TP 5
-.B \-R 文字列(または8進数)
-入力レコードセパレータ(`$/')の値を文字列にセットする. 文字列
-がすべて数字(0-7まで)から構成されている時には, その8進数で指
-定されたコードをもつ文字をセパレータとする.
-
-この場合, \-R0で, パラグラフモード, \-R777で(そのコードを持
-つ文字は存在しないので)全ファイルを一度に読み込むモードに設
-定できる.
-.TP 5
.B \-s
スクリプト名に続く, \-で始まる引数を解釈して, 同名の大域変数
に値を設定する. `\-\-'なる引数以降は解釈を行なわない. 該当す
@@ -207,14 +206,14 @@ $VERBOSEをセットする. この変数がセットされている時, いくつか
.fi
.TP 5
-.B \-x
+.B \-x"directory"
メッセージ中のスクリプトを取り出して実行する. #!で始まり,
"ruby"という文字列を含む行までを読み飛ばす. スクリプトの終り
はEOF(ファイルの終り), ^D(コントロールD), ^Z(コントロールZ)
または予約語``__END__''で指定する.
-.TP 5
-.B \-X " directory"
-スクリプト実行前に指定されたディレクトリに移る.
+
+ディレクトリ名を指定すると,スクリプト実行前に指定されたディ
+レクトリに移る.
.TP 5
.B \-y, \-\-yydebug
コンパイラデバッグモード. コンパイル時の構文解析の過程を表示