summaryrefslogtreecommitdiff
path: root/README.EXT.ja
diff options
context:
space:
mode:
Diffstat (limited to 'README.EXT.ja')
-rw-r--r--README.EXT.ja16
1 files changed, 16 insertions, 0 deletions
diff --git a/README.EXT.ja b/README.EXT.ja
index 9bba51a0d0..f869b47e7f 100644
--- a/README.EXT.ja
+++ b/README.EXT.ja
@@ -1627,6 +1627,22 @@ pkg_config(pkg, option=nil) ::
optionが指定された場合は、上記の配列の代わりにそのオプションを
指定して得られた出力をstripしたものを返す.
+= Appendix D. 世代別GC
+
+Ruby 2.1から世代別GCに対応しました。我々はこれをRGenGCと呼んでいます。
+RGenGCは、過去の拡張ライブラリに(ほぼ)互換性を保つように開発されている
+ため、拡張ライブラリ側の対応はほぼ不要です。
+
+ただし、対応をすることで性能を向上することができる可能性があります。もし
+拡張ライブラリに高い性能が必要である場合は対応を検討して下さい。
+
+とくにRARRAY_PTR()/RHASH_PTR()のようなマクロを用いてポインタに直接アクセ
+スするようなコードは書かないようにして下さい。代わりに、rb_ary_aref(),
+rb_ary_store() などの、適切な API 関数を利用するようにして下さい。
+
+そのほか、対応についての詳細は README.ext の「Appendix D. Generational
+GC」を参照して下さい。
+
/*
* Local variables:
* fill-column: 60