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path: root/README.EXT.ja
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authoreban <eban@b2dd03c8-39d4-4d8f-98ff-823fe69b080e>2004-11-01 10:41:08 +0000
committereban <eban@b2dd03c8-39d4-4d8f-98ff-823fe69b080e>2004-11-01 10:41:08 +0000
commit7e1850fd5da088395c9730627ae8b7868514091a (patch)
tree52da470401de6171265ed2a9f4e85ee91e188e9a /README.EXT.ja
parentd271544bb68e049bb093c996077419e337f749ca (diff)
* README.EXT, README.EXT.ja: remove MANIFEST stuff.
git-svn-id: svn+ssh://ci.ruby-lang.org/ruby/branches/ruby_1_8@7172 b2dd03c8-39d4-4d8f-98ff-823fe69b080e
Diffstat (limited to 'README.EXT.ja')
-rw-r--r--README.EXT.ja41
1 files changed, 8 insertions, 33 deletions
diff --git a/README.EXT.ja b/README.EXT.ja
index c4d79f1c1e..7a4cb5df2a 100644
--- a/README.EXT.ja
+++ b/README.EXT.ja
@@ -542,28 +542,14 @@ Ruby 1.1からは任意のディレクトリでダイナミックライブラリを作
ライブラリ用のディレクトリを作る必要があります.名前は適当に
選んで構いません.
-(2) MANIFESTファイルを作る
-
- % cd ext/dbm
- % touch MANIFEST
-
-拡張ライブラリのディレクトリの下にはMANIFESTというファイルが
-必要なので,とりあえず空のファイルを作っておきます.後でこの
-ファイルには必要なファイル一覧が入ることになります.
-
-MANIFESTというファイルは,静的リンクのmakeの時にディレクトリ
-が拡張ライブラリを含んでいるかどうか判定するために使われれて
-います.ダイナミックライブラリを作る場合には必ずしも必要では
-ありません.
-
-(3) 設計する
+(2) 設計する
まあ,当然なんですけど,どういう機能を実現するかどうかまず設
計する必要があります.どんなクラスをつくるか,そのクラスには
どんなメソッドがあるか,クラスが提供する定数などについて設計
します.
-(4) Cコードを書く
+(3) Cコードを書く
拡張ライブラリ本体となるC言語のソースを書きます.C言語のソー
スがひとつの時には「ライブラリ名.c」を選ぶと良いでしょう.C
@@ -706,7 +692,7 @@ Cの大域変数は以下の関数を使ってRubyインタプリタに変数の存在
void rb_global_variable(VALUE *var)
-(5) extconf.rbを用意する
+(4) extconf.rbを用意する
Makefileを作る場合の雛型になるextconf.rbというファイルを作り
ます.extconf.rbはライブラリのコンパイルに必要な条件のチェッ
@@ -731,7 +717,7 @@ Makefileを作る場合の雛型になるextconf.rbというファイルを作り
パイルしない時にはcreate_makefileを呼ばなければMakefileは生
成されず,コンパイルも行われません.
-(6) dependを用意する
+(5) dependを用意する
もし,ディレクトリにdependというファイルが存在すれば,
Makefileが依存関係をチェックしてくれます.
@@ -740,18 +726,7 @@ Makefileが依存関係をチェックしてくれます.
などで作ることが出来ます.あって損は無いでしょう.
-(7) MANIFESTファイルにファイル名を入れる
-
- % find * -type f -print > MANIFEST
- % vi MANIFEST
-
-*.o, *~など不必要なファイル以外はMANIFESTに追加しておきます.
-make時にはMANIFESTの内容は参照しませんので,空のままでも問題
-は起きませんが,パッケージングの時に参照することがあるのと,
-必要なファイルを区別できるので,用意しておいた方が良いでしょ
-う.
-
-(8) Makefileを生成する
+(6) Makefileを生成する
Makefileを実際に生成するためには
@@ -767,7 +742,7 @@ Makefileを実際に生成するためには
ディレクトリをext以下に用意した場合にはRuby全体のmakeの時に
自動的にMakefileが生成されますので,このステップは不要です.
-(9) makeする
+(7) makeする
動的リンクライブラリを生成する場合にはその場でmakeしてくださ
い.必要であれば make install でインストールされます.
@@ -785,13 +760,13 @@ extconf.rbを書き換えるなどしてMakefileの再生成が必要な時はま
を作り,そこに 拡張子 .rb のファイルを置いておけば同時にイン
ストールされます.
-(10) デバッグ
+(8) デバッグ
まあ,デバッグしないと動かないでしょうね.ext/Setupにディレ
クトリ名を書くと静的にリンクするのでデバッガが使えるようにな
ります.その分コンパイルが遅くなりますけど.
-(11) できあがり
+(9) できあがり
後はこっそり使うなり,広く公開するなり,売るなり,ご自由にお
使いください.Rubyの作者は拡張ライブラリに関して一切の権利を